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現場の「困った」を解決し、質の高い医療の土台を作る

医療機器管理 お役立ちコラム

脱Excelによる業務効率化から、保健所の立入検査・監査対策、最新のDX事例まで。
臨床工学技士やクリニック経営者様に向けた、実践的なノウハウをお届けします。

臨床工学技士(CE)の業務を効率化するITツールの選び方

8/13/2025

 
臨床工学技士 業務効率化をイメージした写真

日々の点検・修理・立会い・教育…臨床工学技士の業務は際限なく広がります。臨床工学技士の業務効率化は、院内の医療安全と経営の両面で最重要テーマです。

「記録業務に時間がかかりすぎる」「病棟からの修理依頼の電話に追われる」――こうした悩みは、適切なITの導入で劇的に解消できます。本記事では、現状の課題整理の観点と、失敗しない医療機器管理システムの選び方の実践基準を解説します。

目次
  1. 1. はじめに
  2. 2. まずは課題の棚卸しから
  3. 3. 失敗しないツール選び:4つのチェックポイント
  4. 4. まとめ:最適なツールで専門業務へシフト

1. はじめに

CEの業務は保守点検、修理対応、手術・検査の機器立会い、新人や看護部への教育まで多岐にわたり、同時並行での段取りが常態です。

一方で、紙やExcel中心の運用では「記録作成に時間を奪われる」「修理依頼が電話・口頭に偏り履歴化できない」「貸出機の所在確認に手間取る」などのボトルネックが顕在化します。これらは、適切なIT――とりわけ医療機器管理システムの導入で解消可能です。以降で、導入前の課題整理と選定基準を示します。

2. まずは課題の棚卸し。あなたの業務、どこに時間がかかってる?

ツール選びの出発点は、現状の業務フロー・時間の使い方・ミスの発生源の見える化です。以下の観点で棚卸しし、ボトルネックを特定しましょう。

課題1 点検計画の立案と、実施記録の作成

年間の点検計画作成、対象機器の抽出、実施記録・判定・是正の登録は、紙やExcelでは属人化と遅延の原因になりがちです。期日アラートや未実施一覧がない体制は、抜け漏れリスクが高まります。

□ システムを活用した解決策

点検スケジュールをシステムに登録するだけで、ダッシュボード上に「本日の点検タスク」が自動表示され、期限超過の警告も行われます。

課題2 病棟からの電話・口頭での修理依頼対応

電話や口頭中心だと、作業の中断を余儀なくされる上、受付漏れや情報齟齬が発生します。「言った・言わない」のトラブルになりやすく、履歴も残りません。

□ システムを活用した解決策

機器に貼られたQRコードを看護師がスマホで読み取るだけで、即座に修理依頼・故障報告がCEへ通知される仕組みを作れます。病棟からCE室への電話対応の時間を劇的に削減できます。

課題3 医療機器の貸出・返却・所在状況の把握

台帳のみでは、貸出中・返却済・所在不明の判定に時間がかかります。「必要な時に機器が見つからない」という事態は現場の大きなストレスです。

□ システムを活用した解決策

スマホでスキャンするだけで処理が完結。病棟間を機器が直接移動した場合も「転棟トラッキング」機能でリアルタイムに所在を追跡できます。

課題4 監査資料や統計レポートの手作業集計

稼働率、修理件数、点検実施率などの月次レポートや、監査時の点検記録提出を手作業で集計していませんか。月末や監査前に多大な残業が発生する原因となります。

□ システムを活用した解決策

すべての履歴がデータベース化されているため、必要な項目をフィルタリングしてワンクリックでCSVやレポートとして出力可能です。

3. 失敗しない!CE向けITツール選び 4つのポイント

ポイント1 【機能面】必須業務のカバーと、入力負荷を減らす仕組み

台帳・点検・修理・貸出といった基本業務がワンストップで回ることは大前提です。それに加えて注目したいのが「入力や更新の手間をどれだけ省けるか」です。たとえば、手入力に頼らずデータベースから型番を検索して台帳登録を補助してくれる機能や、添付文書が改訂された際に自動で通知・更新してくれる機能などがあると、CEの事務作業は根底から削減されます。

ポイント2 【操作性】専用端末不要で、個人のスマホを活用できるか

現場ではPCの前に座っている時間は限られます。高額な専用ハンディターミナルが必要なシステムは導入ハードルが高くなりがちです。スタッフ個人のスマートフォンやタブレットを活用し、既存のバーコードやQRコードをそのまま読み取って運用できるシステムを選ぶと、ラベルの貼り替え作業もなくスムーズに現場へ定着します。

ポイント3 【導入費用】予算を圧迫せず、小さく始められるか

これまでの管理システムは、初期費用や月額のランニングコストが高額になるケースが一般的でした。しかし、最初から大きな予算を組む(稟議を通す)のはハードルが高い場合もあります。最近では、初期費用や月額費用がかからない無料のクラウドサービスなども登場しています。まずはスモールスタートできるツールを選び、現場の反応を見ながら運用を広げていくのも一つの賢い選択です。

ポイント4 【サポート】Excelからの移行はスムーズか

システム導入時の最大の障壁は「既存データ(Excel等)の移行」です。Excelデータを一括インポートできる機能があるか、また導入後の運用マニュアルやサポート窓口が充実しているかを確認しましょう。

4. まとめ:最適なツールを選んで、より専門性の高い業務へシフト

本記事では、課題の棚卸しを起点に、機能・操作性・費用・サポートの4観点で医療機器管理システムの選び方を解説しました。

システム導入の真の目的は、単なる効率化ではありません。記録や集計、探し物に費やす時間を削減し、臨床支援や医療安全への貢献といった「臨床工学技士が本来やるべき価値ある業務」に時間を振り向けることです。まずは無料で無制限に試せるクラウドシステムを活用し、成果を確認しながら院内全体の業務改善へと広げていきましょう。

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当社では、病院やクリニック向けに、医療機器とメンテナンスの管理を簡単に行えるクラウドベースのシステムを提供しています。 無制限の台帳・点検記録管理、貸出返却管理・履歴管理や、部署ごとへのシステム活用で、医療機器管理の業務を効率化します。

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