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導入事例

【導入事例】菊名記念病院様 | 有料システムからの乗り換えでコスト削減とグループ病院連携を実現!

8/25/2026

 
医療法人五星会 菊名記念病院 医療安全管理室 副室長 小野寺 貴志 様
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今回は、医療機器管理システムを「MMS」に乗り換えをした、菊名記念病院 臨床工学技士 小野寺様にお話を伺いました。乗り換えの背景にあった課題や、MMS導入による具体的なメリット、そして院内での稟議を通すための秘訣に迫ります。

導入前の課題:有料システムのコスト

――以前は別のシステムをご利用とのことでしたが、当時の機器管理における課題を教えてください。

以前利用していたシステム(以下、旧システム)を導入する前はファイルメーカーで独自に管理していました。機器の稼働状況や場所を確認するために毎日半日かけて病棟を回るなど、非常に工数がかかっていました。システムを入れたことで貸出管理ができるようになり、機器を探す手間が削減されたのは良かったです。旧システム自体に特に問題はありませんでした。

しかし、課題として一番大きかったのはコストでした。昨今の経営事情で、病院全体としてコスト削減が求められています。その中で、事務方からも何とかならないか、といった相談がありまして。確かに年間で60万円程度のコストがかかっていて安くはないよな、と。

MMSへの乗り換えの決め手:導入ハードルの低さとレスポンスの良さ

――MMSへの乗り換えを決断した「最大の決め手」は何でしたか?

コスト面と、将来のグループ管理を見据えたビジョンです。私たちはグループ病院全体で機器を一括管理したいという思いがあります。一般的な有料の機器管理システムだとグループの他の病院へ「導入してほしい」とは言いづらい状況でした。各施設それぞれにどうしてもコストがかかってしまうので。

その点、MMSは無料であるため導入のハードルがものすごく下がり、他の病院にも勧めやすいのが最大の魅力でした。システムの機能自体はこれまでと大きく変わらず、シンプルな画面で使いやすい点も評価しています。また、MMSのサポートはレスポンスが良く、迅速に対応してくれている点も信頼につながりました 。

移行への不安と院内説得:カギは「コスト削減」と「根回し」

――システム移行に伴う不安や、現場への浸透で苦労した点はありましたか?

一番不安だったのは、データが簡単に移行できるかどうか、そして元々使っていたQRコードシールがそのまま使えるかどうかでした。しかし、実際は機器の一括登録も使えて簡単でしたし、すぐに利用できる状態になりました。

出来ればすでに機器に貼られているQRコードシールをそのまま使いたいと思っていました。MMSに乗り換え補助機能なるものがあることを知り、それを使ってみたら本当に今までのQRコードシールを読み込む事ができました。シールの貼り変えも不要だったため、非常に楽に移行作業が進みました。初期設定などもスムーズにいきましたね。

操作シーン(QR読み込み時)

――何百台とある機器のシールを貼り変えるのは大変ですよね。

そうですね。貼り変え作業がなくなっただけでもだいぶ手間が省けたと思います。苦労したことと言えば、現場のスタッフに対しての説明と説得ですね。

「なぜMMSに切り替えるのか」というコスト面のメリットや、「グループ病院での全体管理」という将来のビジョンを丁寧に説明しました。

当初不安に思っていたスタッフも、MMSの機能がどんどんアップデートされていくので、そういった不安も解消され今では現場も納得して使っています。

――経営層にはどのようにアピールして乗り換えの稟議を通しましたか?

事務長へのアピールとして前面に押し出したのは「コスト」です 。やはり事務方は金額を見ますので、これまでかかっていたコストがフリーになるという話をしたところ、「ぜひ」と前向きな返答をもらえました。

そして何より「根回し」も重視しました。自院の事務長だけでなく、他病院の事務長やグループ病院の医療機器管理責任者を巻き込んで事前に話をすり合わせました。「無料でこんな事ができるんだよ」「グループとしてこうやって管理していきたい」と、色々と話をしました。

また、院内会議の際も、臨床工学技士の立場からコスト削減の提案を行いました。

MMS導入による成果と、今後のグループ全体の展望

――MMSに切り替えて、実際にどのようなメリットを感じていますか?

業務効率化が進み時間的に余裕が生まれましたね。その分、臨床業務に人手を割けるようになりました。一例で言うと内視鏡業務です。今までも我々は内視鏡業務には就いていたのですが、CEの人員の関係で内視鏡検査は直列でしか出来ていませんでした。なので時間外をどうしても減らすことができていなかったです。

しかし、MMSの導入後、CEの時間的な余裕が生まれて、内視鏡業務に人手を割くことができるようになりました。その結果、並列検査が可能になり時間外を減らせた、といった具体的なメリットが出ています。

システム面での大きな違いとして、MMSは病院単位でも利用できるし、部署単位でも利用できるため、管理しやすく非常にラクです。通常はシステムに院内全ての機器を登録するのが一般的だと思いますが、MMSは各部署毎にも開設できてそれぞれの管理する機器を別々に登録できるのでとても見やすいですよね。

また、添付文書が自動でマスタに取り込まれる機能も素晴らしいです。

当グループには、CE不在の施設もあります。そういったところは看護師が紙やExcelで貸出管理をしていたり、そもそも全く機器管理ができていないようなケースもあります。看護師さん達が台帳管理をするというのは、かなりハードルが高いんですよね。

タブレットシーン(貸出)

――慣れない方が医療機器管理をするというのは大変ですよね。そういったCE不在のグループ施設にも定期的に行かれていると伺いました。具体的にどういった事をしているのですか?

グループ施設へは月一回ほど行っています。医療機器の台数はそんなに多くはないのですが、そこでは定期点検や看護師さん向けの勉強会、医療機器について困った事があればその時に相談してもらったりしています。

先日、CE不在のその施設のMMSを開設したので、どんどん活用したいと思っています。看護師さん達にもMMSの画面を見せたのですが、使いやすそうだねと好評でした。

私のアカウントに、グループの各病院が紐づいてます。各施設の機器管理の状況を自分の施設(本院)にいながらにして管理ができるので良いですよね。

今後は、さらにMMSを活用しグループ病院全体での運用を進めたいですね。この病院のこの機器は余っているから、こっちの病院に移動させよう、とか。医療機器の更なる効率的な運用を実現させたいです。

――最後に、システムの乗り換えを検討している全国の技士長へアドバイスをお願いします。

やはり重要なのは経営層へ「コスト削減につながる」という明確なメリットを提示することです。

また、各部署単位でMMSを開設できる点や、あるいはグループ全体で一括管理できるメリットも非常に大きいのではないでしょうか。こういったメリットを伝えると良いと思います。

――今日は貴重なお話しありがとうございました!これからもMMSをどんどん活用してください。

ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

集合写真
施設外観
ロゴ

菊名記念病院

所在地: 〒222-0011 横浜市港北区菊名4-4-27

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